棟瓦積み直し工事の種類や施工手順は?乾式工法・湿式工法の違いを紹介
2026/10/15
棟瓦(むねがわら)の積み直し工事は、瓦屋根の一番上にある棟瓦がずれたり、
不具合が起きた時に行うものです。
そして、この施工には乾式工法や湿式工法の2タイプがあり、和瓦・洋瓦の種類でも
積み方が変わるのが特徴。
今回の記事では、そんな棟瓦積み直し工事での各工法の違いについてお伝えします。
瓦屋根のお住まいの方は参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
乾式工法のメリット
乾式工法は、重さのある湿式工法と比べて軽い仕上がりになりやすいのがメリットです。
この特性は耐震性の向上・地震への備えにも繋がるため、同工法が採用されるケースも増えてきています。
ガイドライン工法について
他にもガイドライン工法という施工方法が存在します。
同工法は1994年に発生した大型地震、阪神大震災をきっかけに生まれた工法です。
地震発生当時、屋根材や住宅が落ちたり壊れたりしたことから考案されました。
台風や強風、地震による被害を防ぐ施工基準として、2001年に定められています。
法律改正により全瓦固定が義務化されている工法
このガイドライン工法は2022年に、関係する法律が改正され、
全瓦の固定が義務付けられています。
棟瓦においても例外ではなく、内部には金物を使って設置するほか、
芯材をビス・冠瓦で位置を固め、緊結線を使って"のし瓦"を
結ばなくてはいけません。
対象となるのは増改築や新築
ただし、この定めの対象は増改築や新築など新規の施工です。
元から存在する瓦屋根に対し、リフォームとして
積み直し工事を行う場合は、ガイドライン工法と昔ながらの
旧工法を自由に選択することができます。
なお、ガイドライン工法は災害時のリスクを軽減しやすい反面、
コストが掛かりやすい傾向もございます。
瓦屋根の工事や補修は遠藤建装にご依頼ください!
本記事では棟瓦の積み直し工事における乾式工法や湿式工法、そしてガイドライン工法について解説いたしました。
棟瓦の積み直し工事は、棟瓦の破損や不具合、屋根瓦のズレ、漆喰の剥がれなどがある場合などに有用です。
本当に施工が必要かどうか、どんな方法がお住まいに適しているのかは
専門家の意見を参考にしましょう。





